ニュース 電子 作成日:2015年6月2日_記事番号:T00057313
ロイター通信によると、米半導体大手インテルは1日、FPGA(フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ)大手の米アルテラを167億米ドルで買収することで合意したと発表した。
インテルはパソコン向け半導体の需要が鈍る中、今後はサーバー用プロセッサーにFPGAを組み込む動きが強まるとみて、アルテラを傘下に収めたとみられる。
2日付経済日報によると、アルテラは台湾積体電路製造(TSMC)の主要顧客で、市場は受注への影響を懸念している。
シンガポールなどを拠点とする半導体メーカー、アバゴ・テクノロジーズがこのほど買収した同業の米ブロードコムもTSMCの主要顧客。また、別の主要顧客であるクアルコムもインテルによる買収説が浮上している。
市場関係者は、インテルとTSMCが将来的に米アップルからのプロセッサー受注をめぐり競合するとみており、インテルがTSMCの顧客を相次いで買収すれば、TSMCが固定顧客を失いかねないとの見方もある。
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