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福特六和、ロシアに完成車輸出


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2008年2月26日_記事番号:T00005732

福特六和、ロシアに完成車輸出


 フォード車を生産する福特六和汽車は25日、台湾で生産したスポーツ多目的車の新型「エスケープ」を、今年4~6月期にも完成車の形でロシアに輸出すると発表した。台湾の自動車業界でロシアを含む欧州市場に完成車を輸出するのは初めてで、初年度に2,000台の輸出を目指す。同社の完成車輸出は3年連続で中華汽車工業、裕隆日産汽車、国瑞汽車の3社を上回る見通しとなった。26日付工商時報が伝えた。
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 福特六和のジェフリー・メネス董事長はかつて、輸出先のフォードロシア幹部と日本のマツダ本社で同僚関係だった。その縁がきっかけで台湾からの輸出が決まった。

 台湾の自動車メーカーの完成車輸出としては、中華汽車が「ジンガー」をフィリピンに、商用車「菱利」(ベリカ)と「威利」(バリカ)などをメキシコにそれぞれ輸出している。また、裕隆日産が商用車を「キャブスター」をメキシコに、「セレナ」をフィリピンにそれぞれ輸出している。