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5万元以下125ccスクーター、販売中止へ


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2015年6月3日_記事番号:T00057330

5万元以下125ccスクーター、販売中止へ

 大手バイクメーカーの光陽工業(KYMCO)は2日、利ざやが薄い排気量125ccのスクーター「V2」「GP125」などの車種の販売を打ち切る意向を明らかにした。既に三陽工業(SYM)も同様の方針を示しており、市場では価格5万台湾元(約20万円)以下の125ccスクーターが姿を消す見通しとなった。3日付工商時報が伝えた。

 SYMは今年から低価格モデル「高手125」の販売を中止し、「GT125」の価格を5万4,500元に再値上げしていた。

 バイク業界では利ざやが薄い低価格モデルの売り上げがピーク時に6割を超え、収益性が悪化していた。低価格モデルの販売中止で各社は「健全な競争を取り戻せる」と期待している。

 台湾山葉機車工業(ヤマハモーター台湾)を含むバイクメーカー3社は、相次いで125ccスクーターの高級モデルを相次いで発表している、各社の主戦場は低価格モデルから高級モデルに移りそうだ。