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5月バイク販売6.8%増、新モデルが好調【表】


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2015年6月3日_記事番号:T00057332

5月バイク販売6.8%増、新モデルが好調【表】

 5月のバイク新車登録台数は5万5,346台で前月比6.6%増、前年同月比6.8%増となった。三陽工業(SYM)の110ccスクーター「Mii」の特別仕様車など新モデルの販売が好調だった。3日付工商時報が報じた。



 5月の新車登録台数の内訳は、▽光陽工業(KYMCO)、2万2,627台(前年同月比3.56%増)▽ヤマハモーター台湾、1万7,863台(15.72%増)▽SYM、8,479台(9.68%減)▽摩特動力(モーティブ・パワー・インダストリー、MPI)、2,987台(44%増)──となった。

 光陽工業は低価格125ccスクーター「V2」が好調で、125ccタイプが1万1,000台以上と販売全体のほぼ半数を占めた。ヤマハモーター台湾は5月の新車登録台数の伸び率が大手3社で最大で、市場シェアも今年最高となった。一方、摩特動力は海外からの発注への対応に追われている影響で、5月は台湾市場での販売が前月の3,215台を下回った。しかし、前年同月比では大幅に成長しており、今後もシェア拡大が期待できる。

 6月のバイク市場の見通しについて業界関係者は、5月の納税期間が終了したことに加えて、入学試験を終えた大学入学予定者の需要により6万台以上が見込めると予想している。