ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2015年6月4日_記事番号:T00057358
中国鋼鉄(CSC)傘下の中鋼鋁業(CSアルミニウム、CSAC)は、工場建設向けの焼付塗装アルミニウム板の生産を計画している。CSC傘下の中龍鋼鉄(ドラゴン・スチール)が工場の拡張を計画しているため、受注を見込んでいる。4日付工商時報が報じた。
CSCグループの3日の会議で、CSACの蘇韋人董事長は、焼付塗装アルミニウム板は軽量で腐食しにくく、顧客に対する選択肢を増やすと同時に、同社の生産ラインの稼働率向上、運営コスト低減につながると述べた。生産開始は受注次第とした。
CSACは昨年150億台湾元(約600億円)を投じた工場拡張が完了した。熱延と冷延のアルミニウムコイル生産ラインが1本ずつ増え、年産能力は12万トンから26万トンに引き上げられた他、塗装工程の生産ラインが2本で年産能力7万トンとなった。
塗装工程の生産ラインは現在、缶のふた向けの塗装アルミニウム板を生産しているだけで、受注は月3,500トン、年産量は4万2,000トン。生産能力が2万8,000トン余る。
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