ニュース 電子 作成日:2015年6月4日_記事番号:T00057366
中国政府の補助終了を前に、中国のLED(発光ダイオード)メーカーが駆け込みでMOCVD(有機金属化学気相成)装置を増やしており、LEDの深刻な供給過剰が予想され、値下げ競争が再燃する懸念がある。4日付電子時報が報じた。
今年はLED照明の需要増が続く見通しで、LED市場は安定成長しているが、中国メーカーのLED供給が市場の需要の伸びを上回る恐れがある。
MOCVD装置大手の米ビーコ、独アイクストロンの今年の受注は220台で、うち8割以上に当たる177台が中国向けと予想されている。
中国のLED最大手、三安光電(三安オプトエレクトロニクス)は今年ビーコとアイクストロンからMOCVD装置を各50台、計100台購入する計画だ。生産能力がサムスン電子を超え、台湾の晶元光電(エピスター)をも上回る恐れがある。中国の華燦光電(HCセミテック)は27台、乾照光電は24台、澳洋順昌は11台を追加購入する予定だ。
韓国のLEDメーカーは、中国のLEDメーカー今年導入するMOCVD装置のうち、半分以上が生産効率が従来の2倍の新型のため、深刻な供給過剰に直面すると予測した。
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