ニュース 電子 作成日:2015年6月4日_記事番号:T00057368
IC設計、鈺創科技(イートロン・テクノロジー)の盧超群董事長は3日、世界の大手メーカーが相次いでUSB Type−C対応を表明していることから、下半期以降、関連製品の需要が増大し、同社は業績向上が見込めると語った。特殊DRAMの需要が上向き、近く価格の底打ちが予測されることも要因だ。同社の売上高は例年、上半期と下半期がほぼ半々だが、今年は「4対6」となる可能性があるという。4日付工商時報が報じた。
盧董事長は、同社のUSB Type−C対応ケーブル用コントローラICがUSBの標準規格化団体、USBインプリメンターズ・フォーラム(USB−IF)のE−Marker機能認証を取得し、出荷を開始したことを明らかにした。さらにType−Cコネクターでディスプレイポート(DP)を利用できるようにする拡張仕様「Alt Mode」用コントローラICも既にテープアウト(設計完了)しており、「当社は下半期にUSB3.1およびType−C関連ソリューションを網羅的に提供できる唯一の企業となる」と強調した。
同社の今年1〜4月売上高は26億5,900万台湾元(約107億円)で前年同期比19%増。証券会社は、5月は需要期入りで、7億5,000万元を超えたと予測した。
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