ニュース 商業・サービス 作成日:2015年6月5日_記事番号:T00057378
スーパーマーケット、全聯福利中心(Pxマート)は4日、生鮮食品を扱う店舗数が700店に達したと発表した。総店舗数750店の93%を占める。今年の生鮮食品の売上目標は小売業界最高の160億台湾元(約640億円)で、同社の売上高全体の2割を占めると見込む。また、今年は総店舗数を800店舗まで拡充する計画だ。5日付経済日報が報じた。
全聯は過去3年、生鮮商品の直接調達に注力してきた。海外からはノルウェーの養殖サケや、オーストラリアの大手スーパーマーケットであるコールズの契約農場の牛肉、タイのモントンドリアンなどを仕入れ、台湾では栽培契約や農作物を一定期間全て買い取る契約を農家と結んだ。蔡篤昌 全聯総経理は、供給量の安定と品質管理の向上を直接調達の利点に挙げ、今年新たに立ち上げた有機農法と安全な野菜のブランド「善美的 SUN MAKE」で、他業者との差別化を図ると語った。
一方、量販店最大手の家楽福(カルフール)は、地域密着型の小型店「便利購(マーケット)」の店舗を拡充しており、年内にさらに10店舗を開店させる。同社は便利なサービスと商品の多様化で生鮮食品市場での地位を固めたい考えだ。
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