ニュース 機械 作成日:2015年6月5日_記事番号:T00057382
台湾の工作機械メーカーが中国市場で苦戦を強いられている。円安で日台製品の価格差がほぼなくなっているためだ。5日付工商時報が報じた。
中国の自動化ソリューション最大手、広東拓斯達科技によると、中国では従来、高品質だが価格が高い日本の製品より台湾の製品が選ばれていた。現在は円安や日本メーカーの中国での増産によって日台製品の価格差が縮小しており、THK、パナソニック、安川電機など日本製品の調達に切り替えられているという。
工作機械などのゼロ関税を目指す中台物品貿易協定が進まない中、中国が先月発表した製造業の10カ年計画「中国製造2025(メード・イン・チャイナ2025)」にロボットなどが盛り込まれた。中国メーカーが政府の補助を受けて力を付ける見通しで、台湾メーカーは中国市場での優位性をますます失いそうだ。
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