ニュース 自動車・二輪車 作成日:2015年6月5日_記事番号:T00057384
自動車販売の老舗、合同興(バーサクラフト)が中国の東風小康汽車の販売代理権を取得した。市場観測によると、人気の高い1.2リットル軽量小型貨物車「K07」を早ければ8月に発売するようだ。5日付工商時報が報じた。
台湾で中国製の完成車の輸入が規制されているので、「K07」は台朔重工(フォルモサ・ヘビー・インダストリーズ)の大肚工場(台中市)に組み立てを委託するとされる。部品輸入でコストがかさむため、価格は40万台湾元(約160万円)を超え、軽量小型貨物車市場首位の中華汽車工業(チャイナ・モーター、CMC)の台湾生産「ベリカ(菱利)」と同水準となる見通しだ。
台湾で軽量小型貨物車は毎年1万台前後が売れ、安定した需要がある。「ベリカ」がほぼ市場を独占し、他にインドネシアから輸入のスズキ「スーパーキャリイ」がある。
合同興は、ダイハツ工業の台湾総代理店でもあるが、別途販路を設けると説明した。同社は、中国ブランドの長城汽車(グレート・ウォール・モーター、GWM)とも良好な関係を維持し、台湾で中国製完成車の輸入が開放されれば、販売代理業務を開始する考えを示した。
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