ニュース 電子 作成日:2015年6月5日_記事番号:T00057387
液晶パネル大手、群創光電(イノラックス)は65インチパネルの良品率に問題が発生し、顧客が発注を削減しているとの観測がサプライチェーンの間で流れている。王志超総経理は、65インチパネル生産を竹南工場(苗栗県)に移転したばかりで、良品率を上げるまでに一定の時間がかかるだけだと説明した。5日付工商時報が報じた。
イノラックスは今年、TCL集団、海信集団(ハイセンスグループ)など中国のテレビブランドから65インチのフルハイビジョン(フルHD)パネルを受注したことで月間出荷量が7万〜10万枚に増え、南部科学工業園区(南科)工場に加え、竹南工場の第6世代生産ライン(T2)でも生産を開始した。同ラインでは従来39インチテレビ用パネルとモニター用パネルを生産していたが、今年はモニター需要が良くないため、大型テレビ用に切り替えた。
同社は竹南工場の第6世代ラインで続いて、65インチの超高解像度4K2Kパネルや39.5インチパネルを生産する計画だったが、生産調整で影響が出る恐れがある。
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