ニュース その他製造 作成日:2015年6月5日_記事番号:T00057388
合成ゴム大手、台橡(TSRC)は4日、高雄の熱可塑性スチレンブタジエンゴム(SBS)生産ライン1本を水添スチレン系熱可塑性エラストマー(SEBS)の生産ラインに変更する作業を進めており、6月末にも生産を開始すると発表した。5日付経済日報が伝えた。
SEBSは粗利益率がSBSを7~8ポイント上回るため、同社の今年下半期の業績に貢献しそうだ。SEBS生産ラインは年産2万5,000トンを見込む。
涂偉華総経理は「SEBSはハイエンド製品であるため、研究開発(R&D)費用や生産設備費用がかかるが、長期的発展には必ず歩まなければならない道だ」と述べた。
同社の第1四半期の業績は目標の9割にとどまったが、涂総経理は「為替要因や原料ブタジエンの価格下落に伴う在庫損失が出た」と説明した。
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