ニュース 電子 作成日:2015年6月5日_記事番号:T00057392
宏碁(エイサー)の施宣輝BYOC(クラウドの個人利用)・タブレット製品事業群総経理は4日、開催中の台北国際電脳展(コンピューテックス台北)で、中国のODM(相手先ブランドによる設計・製造)大手、深圳市海派通訊科技(ハイパッド)、ファブレス半導体メーカーの米マーベル、LinuxベースのOS(基本ソフト)「Ubuntu」の開発主体、英カノニカルと提携を結び、モノのインターネット(IoT)市場で商機獲得を目指すと表明した。5日付工商時報が報じた。
施総経理(左3)。第3四半期にも共同開発製品の発売計画が示される見通しだ(4日=中央社)
ハイパッドは今回のコンピューテックス台北に出展しているドライブレコーダーとスマート型電気ケトルのデータおよび通信機能が、いずれもエイサーのクラウド・プラットフォーム上で統合される。またハイパッドのグループ会社、海雲科技(STCloud)が7月に発売を予定するスマートウォッチ「EMBEE WATCH」は、台湾の遊園地や動物園、レンタサイクル業者が導入を予定しているが、エイサーのクラウド・プラットフォームを通じてユーザーアカウントの管理が行われる。
またマーベルのマイクロコントローラー「88MC200」とエイサーのクラウドを通じ、消費者がスマートフォンで自宅のクーラーやテレビなどの家電を操作できるようにする計画だ。
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