ニュース 社会 作成日:2015年6月8日_記事番号:T00057402
大気汚染に反対する一斉デモが6日、台北市、彰化県など台湾各地9県市で行われ、主催者側発表では1万人以上が参加した。7日付経済日報が伝えた。
小競り合いの起きた雲林県一帯は、大気汚染が台湾全土で最も深刻な地域だ(6日=中央社)
デモ隊は政府に大気汚染の改善を求めた他、台塑集団(台湾プラスチックグループ)の第6ナフサ分解プラント(通称六軽、雲林県麦寮郷)での歴青炭と石油コークスの燃焼禁止、台湾化学繊維(フォルモサ・ケミカルズ&ファイバー、台化)の彰化工場閉鎖などを訴えた。
うち彰化県では、県政府前に集まった学生らが台化彰化工場まで歩き、同社関係者に工場閉鎖を求める文書を手渡した。
これに対し台化側は「集じん機や排煙脱硫装置などを数十億台湾元(1元=約4円)をかけて整備した。排煙の9割以上は無臭だ」などとこれまでの取り組みを強調した。
雲林県のデモでは一時警官隊との小競り合いも起きたが、台プラグループ側がデモ隊の要求書面を受け取り終息した。
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