ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

4月の商業景気、2カ月連続「後退傾向」【図】


ニュース 商業・サービス 作成日:2015年6月8日_記事番号:T00057405

4月の商業景気、2カ月連続「後退傾向」【図】

 商業発展研究院(商発院、CDRI)が5日発表した4月の商業・サービス業の景気動向指数「商業服務景気指標(ISI)」は98ポイントで前月比1ポイント上昇したが、景気信号は前月と同じ「黄青(後退傾向)」だった。6日付蘋果日報が報じた。

 同指標を構成する3項目のうち「労働力・賃金」が99ポイントで前月から1ポイント上昇した。「証券市場」は100ポイント、「経済状況」は98ポイントで前月と変わらなかった。

 商発院は2カ月連続の「黄青」について、非需要期で商業売上高が減少したこと、「労働力・賃金」のうち就業者数、臨時雇用、給与、残業が前月より改善しなかったことを理由に挙げた。飲料販売については、飲料チェーンの残留農薬検出問題があったものの、暑くなり業績は成長したと指摘した。

 商発院は5月、6月は「緑(安定)」の水準である100ポイント、101ポイントと予測した。5月は労働節(メーデー、5月1日)連休の中国人観光客訪台や、母の日商戦、6月は端午節(今年は6月20日)、卒業シーズン、夏季休暇で、購買意欲が刺激されるとの見方だ。