ニュース 電子 作成日:2015年6月8日_記事番号:T00057420
液晶パネル大手、群創光電(イノラックス)が高雄市路竹工場横に設置を計画している第8.6世代工場について王志超同社総経理は、差別化戦略に基づいて投資を決めたと説明し、一般的な8.5世代工場よりも大きいガラス基板を使用し、中国や韓国のライバルメーカーとは異なるサイズの製品を生産することで競争を勝ち抜きたいとの考えを示した。同工場は来年第3四半期の量産予定でまず55インチ、58インチ製品を手掛ける方針だ。8日付電子時報が報じた。
イノラックスの8.6世代工場で使用されるガラス基板は2,250×2,600ミリメートルと従来とは異なるサイズとなるが、王総経理は「現時点で生産に支障を来たすようなボトルネックは生じていない」と強調。「8.6世代工場が稼働すれば生産や製品ラインナップの柔軟な調整が可能になる」と語った。
なお韓国メーカーや友達光電(AUO)が生産に注力する43インチおよび49インチのテレビ用パネルに対し、イノラックスは今後、45インチ、50インチ製品で差別化を図り対抗する方針だ。
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