ニュース 社会 作成日:2015年6月9日_記事番号:T00057427
衛生福利部の蒋丙煌部長は8日、韓国での中東呼吸器症候群(MERS、マーズ)感染拡大について、台湾まで波及する確率は低いとの認識を示した。9日付工商時報などが報じた。
衛生福利部疾病管制署(疾管署)の郭旭崧署長は、韓国の地域社会で感染が急増すれば、台湾の防疫体制を引き上げると述べた(8日=中央社)
蒋部長は、韓国のMERS感染は地域社会まで広がっておらず、過度な心配は不要だが、韓国の病院には極力立ち入らないよう注意を促した。
MERS感染拡大を受け、航空各社は8日、運航停止や減便の措置を発表した。中華航空(チャイナエアライン)は週7便の高雄~ソウル(仁川)線を7月末まで運航停止とする他、台北(松山)~ソウル(金浦)などを減便し、韓国線は週42便が週27便となる。長栄航空(エバー航空)は6月は通常通り運航するが、7月に高雄~ソウル(仁川)線を週7便から2便に減らす。傘下の立栄航空(ユニー航空)は7月2日に台中~ソウル(仁川)線の就航を予定していたが、10月25日に延期した。
韓国当局は9日、韓国でのMERS感染者は95人、死者は7人と発表した。
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