ニュース 公益 作成日:2015年6月9日_記事番号:T00057431
経済部水利署は8日、台湾全土で出されていた給水制限の全面解除を発表した。梅雨でダムの貯水量が増加したため、新北市(板新・林口地区)、桃園市、苗栗県、台中市、彰化県北部、嘉義県市、台南市に出していた第1段階給水制限(夜間減圧給水)を取り消した。9日付蘋果日報が報じた。
水利署は、台湾全土の主要ダムの貯水率は50%を超え、今後3カ月間の生活用水、7月からの稲作のかんがい用水が確保できた上、降水量が多い時期のため給水に懸念はないと判断した。また、石門ダム(桃園市、新竹県)の貯水量は過去10年の平均より5,000万トン少なく、供給がやや逼迫(ひっぱく)しているが、台風シーズンが控えており、年内に水不足はないと予測した。
水道事業者の台湾自来水は、断水措置が実施された石門ダム給水地域の116万4,000世帯に対し、断水8日分の基本料金、水道使用料を返金する作業を始めた。7月もしくは8月の水道料金から平均88台湾元(約350円)が差し引かれる。
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