ニュース 金融 作成日:2015年6月9日_記事番号:T00057433
中堅金融持ち株会社の国票金融控股は8日、董事会を開き、三信商業銀行(台中市、COTAバンク)の流通株に対する株式公開買い付け(TOB)を行うことを決議した。
魏啓林国票金董事長(中)は、「三信商銀は100年を超える歴史を持つ金融機関で、近年は業績が安定している」と述べた(8日=中央社)
国票金控は三信商銀の株式を1株16.5台湾元(約66円)で取得する。三信商銀の今年第1四半期の1株当たり純資産に比べ約22%のプレミアム(上乗せ)が付く。
国票金控は最大で三信商銀の発行済み株式の80%に相当する4億200万株を取得する。最低でも同51%、2億6,700万株を取得し、経営権を掌握する。今回のTOBに必要な株式取得費用は42億5,000万~68億元となる。
これに先立ち、金融監督管理委員会(金管会)は金融持ち株会社によるTOB実施の申請受理を再開していた。
金管会の曽銘宗主任委員は「国票金控のTOB開始に同意し、株式の過半数を取得するよう要求した。成否は市場メカニズムを尊重する」と述べた。
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