ニュース 建設 作成日:2015年6月9日_記事番号:T00057441
台北市では高級オフィスが相次いで完成し、1坪当たり4,000台湾元(約1万6,000円)の高額賃料で物件が大量に供給されると見込まれることから、不動産仲介業者は、台北市のA級オフィス市場で今後数年は空室率と賃料が同時に上昇するのではないかとみている。9日付経済日報が伝えた。
不動産仲介業者は、今年台北市で新たに供給されるオフィス物件を約8万坪と見込んでいる。米不動産コンサルタンティング大手、コリアーズ・インターナショナルは、オフィス供給の増加に伴い、台北市ではオフィスの空室率が現在の8.50%から10%以上に上昇すると予想している。
台北市の信義計画区では「国泰置地広場ビル」は今年半ばに完成し、計2万4,000坪の面積が新たに供給されることになる。不動産仲介業者は、現在最高級オフィスの代名詞となっている「台北101」に続き、国泰置地広場ビルと来年末に完成する「南山人寿ビル」が賃料トップを争うことになると予想した。
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