ニュース 電子 作成日:2015年6月9日_記事番号:T00057443
神達投資控股(マイタック・ホールディングス)や長天科技(ホラックス・テクノロジー)といった全地球測位システム(GPS)装置メーカーは、地図機能やGPS機能を備えたスマートフォンの普及により、ポータブル・ナビゲーション・デバイス(PND)事業が打撃を受けて厳しい経営状況を迎えた。しかし、両社ともクラウドコンピューティングや医療分野などへの事業転換が成果を挙げており、苦境を脱しつつあるようだ。9日付工商時報が報じた。
マイタックでGPS製品を手掛けるモバイル通信部門は、2009年に米マゼラン・ナビゲーションを買収したことで毎年巨額の損失を計上するなど、これまで数年にわたり同社の負担となってきた。しかしその後、買収した人材や研究開発(R&D)拠点を活用し、クラウドサービスなどへの事業転換を進めた結果、第1四半期業績で大幅成長を達成。第2四半期も過去最高を更新する勢いを見せている。
一方、ホラックスは数年前に「非接触型医療」分野へ参入。学術機関からの技術移転を受けるなど、多くのリソースを投入し、先ごろ閉幕した台北国際電脳展(コンピューテックス台北)に関連製品を出展するなど成果を挙げている。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722