ニュース 石油・化学 作成日:2015年6月9日_記事番号:T00057444
台塑集団(台湾プラスチックグループ)主要4社が8日発表した5月の合計連結売上高は前月比7.32%増、前年同月比9%減の1,415億8,900万台湾元(約5,670億円)で、原油価格の反転、石化汎用品需要の拡大により、増収幅が4月(0.67%)から大幅に改善した。特に台塑石化(フォルモサ・ペトロケミカル、台塑化)は生産量の増加もあって20.1%の大幅増収で全体をけん引した。9日付蘋果日報が報じた。
その他3社の連結売上高は、▽台湾化学繊維(フォルモサ・ケミカルズ&ファイバー、台化)、316億6,100万元(前月比4.76%増、前年同月比14.2%減)▽南亜塑膠工業(ナンヤ・プラスチックス、南亜プラ)、271億600万元(前月比5.65%減、前年同月比3.2%減)▽台湾塑膠工業(フォルモサ・プラスチックス、台塑)、168億400万元(前月比6.78%減、前年同月比14.4%減)──。
今後の見通しについて各社は、第2四半期は増収となるものの、第3四半期は台塑化 や台化での工場の定期保守のため伸びが抑えられるとの見方だ。ただ、ポリエチレン(PE)、エチレン酢酸ビニル共重合樹脂(EVA)、スチレンモノマー(SM)の安定した市況が利益を下支えするとも予測している。
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