ニュース 電子 作成日:2015年6月9日_記事番号:T00057448
液晶パネル大手、友達光電(AUO)と群創光電(イノラックス)の5月連結売上高は、ノートパソコン用製品の需要減退とパネル価格下落の影響で振るわない水準だった。AUOは前月比2.2%増、前年同月比10.8%減の312億100万台湾元(約1,250億円)、イノラックスは前月比3.7%減、前年同月比14.1%減の312億元だった。証券会社は、2社の4~5月の連結売上高が予想を下回ったため、第2四半期通期でいずれも1,000億元を割り込むとの見通しを示した。9日付工商時報が報じた。
AUOの5月の大型パネル出荷枚数は前月比5.9%増の約867万枚、中小型パネル出荷枚数は前月比6.9%増の約1,610万枚だった。イノラックスの大型パネル出荷枚数は前月比7.6%増の1,083万枚、中小型パネルは前月比5.4%増の1,927万枚だった。
両社は以前の業績説明会で、第2四半期はテレビ用は出荷増が見込めるものの、PC用は需要が減退し、大型パネルの出荷枚数は横ばいとなる一方、小型パネルは2桁の減少もあり得るとの予測を示していた。
イノラックスの段行建董事長は8日、7月発売のマイクロソフトの次期OS(基本ソフト)「ウィンドウズ10」でPC用パネルの需要拡大を期待したいと述べた。
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