ニュース 電子 作成日:2015年6月9日_記事番号:T00057451
群創光電(イノラックス)の段行建董事長は8日の定時株主総会で、今年下半期の業況について、液晶パネル需要は堅調を維持するが、当初の予測は下回るとの見方を示した。9日付蘋果日報が伝えた。
段董事長(右2)は株主総会後の記者会見で、もし友達光電(AUO)と合併するならば、事業を分割しての合併が考えられると述べた(8日=中央社)
段董事長は「大画面液晶テレビ市場は、下半期も供給不足が続く。パソコンはマイクロソフトの新OS(基本ソフト)「ウィンドウズ10」の発売後、好転が見込まれる。携帯電話用パネルの需要は依然大きいが、価格競争圧力が大きい」と述べた。
段董事長はまた、中小型パネルについて、過去1~2年で、▽中国ブランドの台頭▽低温ポリシリコン(LTPS)パネルのシェア上昇▽タッチパネル技術の変化で従来型タッチパネルメーカーが破綻▽円安による日本メーカーの競争力回復──という変化が生じたと指摘した。
同社は大型パネルに注力しており、第2四半期は、65、75、85インチパネルの出荷量が世界最多となっている。
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