ニュース 建設 作成日:2015年6月10日_記事番号:T00057463
食品大手、大成長城企業の韓家宇董事長は9日、中国・天津工場跡地で進めている住宅・商業施設「大成・中環城」について、早ければ今年9月に予約販売を開始し、来年完成する予定だと述べた。投資額は12億人民元(約240億円)と見込む。同社にとって、初めての中国での不動産開発となる。10日付工商時報などが報じた。
「大成・中環城」は敷地面積10万平方メートル。マンション6棟、オフィスビル(2万5,000平方メートル)、ホテルなどの商業施設(2万5,000平方メートル)を建設する。建物の基礎部分は既に完成した。
韓董事長は、中国では不動産取引抑制政策の影響が薄れており、この再開発で損失は出ない見込みだと語った。
大成の2014年連結売上高は前年比1.4%増の917億台湾元(約3,700億円)、純利益は35.2%減の11億6,200万元だった。韓董事長は、中国では海外より小麦などの原材料が高いことや、肉製品の価格低迷により、損失が深刻だと述べた。
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