ニュース 機械 作成日:2015年6月10日_記事番号:T00057468
工作機械大手、東台精機(東台マシン&ツール)は9日、オーストリア子会社を通じ、オーストリアのmbiグループに1,080万ユーロ(約15億円)出資し、株式76%を取得したと発表した。これにより、同グループの工作機械メーカー、アンガー・マシニングと多軸ヘッドメーカー、ヘルメリッヒの株式76%も取得し、欧米自動車メーカーのサプライチェーン入りを果たした。10日付工商時報などが報じた。
東台精機によると、アンガーはトランスファーセンターの業界首位で、ドイツの自動車部品メーカー、ZFや、ダイムラー、クライスラー、アウディなどの自動車メーカーが顧客だ。ヘルメリッヒはアンガーにトランスファーセンター用多軸ヘッドを供給している。アンガーの年間売上高は10億台湾元(約40億円)、ヘルメリッチは3億元で、第3四半期から東台精機の業績に反映される予定だ。
東台精機は今年4月、仏プジョー・シトロエングループ(PSA)の工作機械メーカー、PCI-Scemmを買収している。
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