ニュース 自動車・二輪車 作成日:2015年6月10日_記事番号:T00057471
交通部はこのほど、バイクによる死傷事故が多発していることから、「車輌安全検測基準」を改正し、2019年以降に出荷される新モデルにアンチロック・ブレーキ・システム(ABS)またはコンバインド・ブレーキ・システム(CBS)の搭載を義務付ける考えを明らかにした。10日付蘋果日報が伝えた。
排気量126cc以上のバイクにはABS、125cc以下のバイクにはABSまたはCBSの搭載を義務付ける。21年以降は旧モデルの新車にも義務化の対象を拡大する。既に販売済みのバイクは対象に含まれない。
搭載義務化後、バイクの販売価格は3,000~1万台湾元(約1万2,000〜4万円)値上がりすると見込まれる。
交通部によると、昨年の交通事故による死傷者33万人の75%がバイク事故によるものだった。このため、欧州連合(EU)に倣い、ABS、CBSの搭載義務化を決めた。スウェーデンでは、搭載義務化で、12年のバイク死亡事故件数と負傷事故件数は03年に比べ、それぞれ42%、34%減少した。
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