ニュース 電子 作成日:2015年6月10日_記事番号:T00057472
電子機器受託生産メーカー、英業達(インベンテック)は、第2四半期のノートパソコンの出荷成長率見通しを前期比15~20%増に下方修正した。下方修正は4月に続いて2回目で、当初見通しの40%増からは半分以下の水準となる。これを受けて証券会社は、インベンテックの第2四半期のノートPC出荷台数は408万~426万台にとどまるとの予測を示した。10日付工商時報が報じた。
インベンテックは今年、初めて華碩電脳(ASUS)からノートPCを受注したことから、第2四半期は490万台の出荷もあり得ると観測されていたが、マイクロソフトの次期OS(基本ソフト)「ウィンドウズ10」発売を前にした買い控えで伸び悩み、5月のノートPC出荷は130万台と4月からわずか10万台の増加にとどまった。6月のノートPC出荷は5月を上回る見通しとしており、モバイル端末、サーバーについても同様の見方だ。
インベンテックが9日発表した5月連結売上高は前月比8.3%減、前年同月比18.1%減の284億5,500万台湾元(約1,130億円)で、出荷機種の単価の低さが足を引っ張った。第2四半期の通期売上高について同社は、横ばいまたは小幅な増減を予測している。
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