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コンパル、5月ノートPC出荷24%増


ニュース 電子 作成日:2015年6月10日_記事番号:T00057473

コンパル、5月ノートPC出荷24%増

 ノートパソコン受託生産大手、仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)が9日発表した5月のノートPC出荷台数は310万台だった。川下の需要回復を受けて4月の260万台から24%増加した。10日付工商時報が報じた。

 コンパルの第2四半期のノートPCの目標出荷台数は約1,020万台で、4~5月が予測以下の計570万台にとどまっているため、達成には6月に450万台以上を出荷する必要があるが、同社は、直近の受注見通しでは達成可能かどうか判断が付かないとコメントした。

 陳瑞聡コンパル総経理は先月の業績説明会で、ノートPC出荷はマイクロソフトの次期OS(基本ソフト)「ウィンドウズ10」発売直後の8~9月に大幅に拡大するとの見通しを示していた。これに対する期待感から、依然、通年出荷台数目標の4,300万台を下方修正する考えはないもようだ。

 なお、同社の5月連結売上高は前月比4.72%増、前年同月比5.08%減の645億4,500万台湾元(約2,570億円)で、ノートPCが売上全体の7割を占めた。