ニュース 電子 作成日:2015年6月10日_記事番号:T00057476
10日付電子時報によると、アップルはスマートフォン「iPhone」に搭載するタッチパネルについて、現行のインセル型タッチパネルが技術面でボトルネックに直面している状況を考慮して、再びGG(ガラス+ガラス)方式の採用を検討しているとの観測が出ている。早ければ来年発売する新機種に導入する可能性があるとされ、タッチパネルメーカーの勢力図を書き換えるとして業界の注目を集めている。
業界では、今年第3四半期に量産を開始するとされるiPhone次世代機種のディスプレイサイズは現行機種iPhone6プラスと同様、5.5インチとなると予測されているが、これはインセル型タッチパネルの製造プロセス上の問題により、これ以上サイズの拡大が難しいことが主因とみられている。
またインセル型はベゼル(枠)周辺の感度が落ちるためベゼルレス設計の追求が困難で、さらに解像度が限界に達しているなどの問題を抱える中、宸鴻集団(TPKホールディング)は薄型化が課題となっていたGG方式タッチパネルの厚さを8.5ミリメートルまで縮小することに成功しており、今後アップルが採用する可能性があるとみられている。
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