ニュース 電子 作成日:2015年6月10日_記事番号:T00057477
筐体大手、可成科技(キャッチャー・テクノロジー)の洪水樹董事長は9日、「今年は大口顧客における『浸透率』が顕著な上昇を見せていることから、昨年の2倍の成長が期待できる」と語り、第3四半期の売上高見通しを従来の「前期比横ばい」から「成長を維持」へと上方修正した。洪董事長の発言について証券会社は、アップルのスマートフォン「iPhone6」用筐体のキャッチャーへの発注比率が昨年の5〜6%から今年は20%まで拡大していることを意味するとの見方を示し、同社の第2四半期売上高は四半期ベースで過去最高の190億台湾元(約760億円)を記録すると予測した。10日付経済日報が報じた。
洪董事長はまた、「現在、顧客の新製品向けに試験生産が順調に進んでおり、かつ同製品は受注単価の上昇が見込める」と語った。これについて証券会社は、キャッチャーが既にiPhone次世代機種(仮称iPhone6s)向け筐体の試験段階に入っていること、すなわち同機種の量産スケジュールが予想よりも早く進んでいることを示すと指摘した。
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