ニュース 電子 作成日:2015年6月10日_記事番号:T00057479
市場調査会社、ウィッツビュー・テクノロジーとIDCが今年の大型液晶テレビ出荷を慎重視しており、群創光電(イノラックス)、友達光電(AUO)の大型パネル出荷にも影響しそうだ。10日付経済日報が報じた。
ウィッツビューは、今年は通貨安で欧州、新興市場のテレビ購入意欲が打撃を受け、テレビブランドの損失が拡大している上、中国など主要市場も飽和気味だと指摘した。今年の世界の液晶テレビ出荷規模は前年比3.3%増の2億2,300万台と、従来予測の4%増の2億2,500万台から下方修正した。
テレビブランドは今年、量から質に方向転換し、50インチ以上の大型テレビや超高解像度4K2Kテレビ需要を掘り起こしている。ウィッツビューによると、今年4Kテレビが占める割合は15.6%と、従来予測の14.6%より増える見通しだ。
IDCは、世界のIT(情報技術)製品の需要が伸び悩んでおり、今年の大型テレビパネル出荷予測は前年比0.8%減の8億5,100万枚と予測した。第1四半期は前期比14.1%減、前年同期比2.1%増の2億200万枚だったが、第2四半期は前期より増えると予測した。
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