ニュース 電子 作成日:2015年6月10日_記事番号:T00057480
電子ペーパー(EPD)大手の元太科技工業(イーインクホールディングス、EIH)の柯富仁董事長は9日、今年は電子ブックリーダー以外の市場開拓を強化し、2016年に売上構成比で5割を目指したいと語った。10日付経済日報が報じた。
ハイディスの元従業員は9日も、元太の親会社である永豊餘投資控股(YFY)の何寿川董事長の自宅前で抗議した(9日=中央社)
柯董事長は、モノのインターネット(IoT)とモバイル端末により、軽量薄型、省エネ、高効率がトレンドとなっていると指摘した。同社の電子ペーパーは軽量薄型で超低消費電力、丈夫な上に屋外での視認性が高いため、電子ブックリーダー以外にも応用できると述べた。
柯董事長はまた、今年は生産と研究開発(R&D)の統合を強化し、良品率の改善と電子ペーパーディスプレイの中核技術開発に力を入れると説明した。今年1月に韓国子会社ハイディスの工場を閉鎖したのに続き、今後も採算の悪い工場や遊休資産を活性化するため、既に多数の計画を立てており、経営効率の向上を図る方針を示した。
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