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食品・非食品の工場分離登記、1年以内に完了義務付け


ニュース 食品 作成日:2015年6月11日_記事番号:T00057493

食品・非食品の工場分離登記、1年以内に完了義務付け

 衛生福利部食品薬物管理署(TFDA)は10日、食品メーカーに対し、食品と非食品の工場を今後1年以内に分離登記することを義務付けた。違反企業には3万~300万台湾元(約12万〜120万円)の罰金が科される。食品メーカー300社に影響が及ぶ見通しだ。11日付工商時報が伝えた。

 今回の措置は、改正食品安全衛生管理法が昨年12月に施行され、企業が単一登記の工場で食品と非食品の生産を行うことが禁止されたのに伴うものだ。非食品も生産している工場が本来食品に使用できない原料を購入し、食品に混入させるといった不正を防止する狙いがある。ただ、中央機関が認可した場合、薬品製造と食品製造を兼ねる工場は認められる。

 このほか、食品工場が飼料やアルコール濃度0.5%以上の飲料を生産する場合でも分離登記が必要になる。