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中華汽車のEVバイク、馬祖レンタル向け300台受注【図】


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2015年6月11日_記事番号:T00057496

中華汽車のEVバイク、馬祖レンタル向け300台受注【図】

 中華汽車工業(チャイナ・モーター、CMC)は、離島の馬祖(連江県)の観光用電動バイク(EVバイク)300台、2,000万台湾元(約8,000万円)規模の受注を獲得した。これにより全ての離島を制覇し、EVバイク首位の座を固めた。11日付工商時報が報じた。

 馬祖の騎跡緑能租賃による初回調達のEVバイク200台は全て「EM80」(e-moving Plus)。定価7万2,800元から貨物税優遇4,600元、経済部工業局の通常の補助金1万元と離島向け上乗せ2万元を差し引けば、実質3万8,200元となる。同クラスのガソリンバイクより1万2,000元以上安く、レンタル業者の調達意欲が増しそうだ。

 緑島(台東県)のレンタル業者も今年、中華汽車に265台を追加発注した。これにより、中華汽車の今年の販売目標8,000台に近づく。

 一方、潤泰集団(ルンテックス)の尹衍樑総裁が出資しているベンチャー企業、睿能創意(Gogoro台湾)が17日、EVバイクの予約販売を開始し、早ければ7月から納車する予定だ。バッテリー抜きで10万元以上と、高級スクーターだ。