ニュース 電子 作成日:2015年6月11日_記事番号:T00057498
ノートパソコン受託生産大手、広達電脳(クアンタ・コンピュータ)の5月のノートPC出荷台数は340万台で4月から20万台増加した。ノートPCの需要が落ち込む中、4月末に発売された、同社が独占受注するアップルの新型マックブックが貢献したとみられる。また、ウエアラブル(装着型)端末の5月出荷台数も、アップルの腕時計型「アップルウオッチ」の4月末発売によって4月を上回った。11日付工商時報が報じた。
6月の出荷見通しについてクアンタは、ノートPC、クラウド製品、ウエアラブル端末のいずれも5月を上回ると説明した。ただ、マイクロソフトの次期OS(基本ソフト)「ウィンドウズ10」発売前の需要冷え込みにより、第2四半期のノートPC出荷成長率は当初予測の2桁には届かず、1桁止まりになると指摘した。
クアンタの5月売上高は前月比14.09%増、前年同月比9.87%増の770億3,400万台湾元(約3,070億円)で、3月の800億元に次いで今年2番目の数値となった。6月は下旬にアップルウオッチの発売国・地域の拡大が予定されているため、今年最高となる可能性がある。
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