ニュース 電子 作成日:2015年6月11日_記事番号:T00057501
宏碁(エイサー)の5月売上高は176億6,400万台湾元(約700億円)で前月比11%増、前年同月比30%減だった。2007年4月以来で2番目に低かった。予想以上のパソコン世界市場の低迷が、売上高の80%をPCが占める同社の業績を直撃した。11日付工商時報が報じた。
エイサーは2カ月連続で売上高が200億元を割り込んだ。1〜5月累計は1,015億8,500万元で前年同期比16%減だった。
同社はマイナス要因として、▽為替相場の変動▽最終市場での在庫▽マイクロソフト(MS)の次世代OS(基本ソフト)「ウィンドウズ10」発売を控えた模様眺めムード──を挙げた。特にウィンドウズ10による影響は5〜6月が最も顕著だと指摘した。
一方、ウィンドウズ10発売、および欧米の新学期シーズンで、第3四半期PC出荷は前期以上と予測した。ただし、第4四半期はウィンドウズ10に対する消費者の反応次第と説明した。
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