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台湾モバイル、今年4Gユーザー300万件へ


ニュース 電子 作成日:2015年6月11日_記事番号:T00057506

台湾モバイル、今年4Gユーザー300万件へ

 通信キャリア大手、台湾大哥大(台湾モバイル)の蔡明興董事長は10日の株主総会で、第4世代移動通信システム(4G)ユーザーが年内に300万件を突破する見込みだと述べた。現在は約185万件で、同社ユーザー全体の25%だ。11日付経済日報が報じた。


蔡董事長(前右1)は今年の景気について、政府が大型公共工事を推進すれば回復すると述べた(10日=中央社)

 蔡董事長は、同社の4G周波数帯は台湾最大で、通話品質が良く、データ通信速度も速いと説明した。ユーザーの4Gへの切り替えは想像以上に進んでおり、今年の売上高は予測を上回ると見通しを示した。

 また蔡董事長は、台湾のコンテンツ市場は小さいため、中台合弁で映画に投資し、中国市場に参入する考えを示した。

 同社は、インターネットサービスプロバイダー(ISP)、凱擘大寛頻(kbro)などと合弁で凱擘影芸を設立し、映画産業への投資を模索している。このほど、OTT(オーバー・ザ・トップ。通信事業者のサービスによらずにコンテンツを提供する)サービスを共同で開始するため、経済部に申請した。