ニュース 電子 作成日:2015年6月11日_記事番号:T00057507
ファウンドリー最大手、台湾積体電路製造(TSMC)が10日発表した5月連結売上高は前月比6.9%減の701億5,500万台湾元(約2,800億円)となった。証券会社は、スマートフォン新機種の発売が視野に入ったアップルからの受注縮小、および台湾元高を要因に挙げた。前年同月比では15.4%の2桁増収だった。11日付工商時報が報じた。
TSMCの6月売上高は650億~680億元へとさらに落ち込むと予想されている。一部顧客の在庫調整が6月にずれ込む恐れがあるが、直近の台湾元反落はプラス要因とみられる。また、第2四半期の売上目標は2,040億~2,070億元で、4~5月合計で達成率71%となっているためクリアできる見通しだ。
6月からアップル向けに「A9」プロセッサーの生産を始めたこともあり、証券会社は第3四半期は前期比5%以上の増収を予測している。第4四半期は16ナノメートル製造プロセス生産ラインの全面稼働で第3四半期を上回る増収幅を実現できるとの見方だ。
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