ニュース 政治 作成日:2015年6月12日_記事番号:T00057514
国民党の総統選公認候補を決める予備選で、唯一立候補に必要な署名数を集めた洪秀柱副主席(立法院副院長)に対し、台湾全土の有権者への電話による支持率調査が12日夕方より行われるのを前に、予備選を突破に必要な30%以上を獲得できるのではないかとの観測が高まっている。同日付聯合報が報じた。
洪副主席(左2)は11日、自身の総統選テーマソング『勇敢翻転』のレコーディングを行った(11日=中央社)
立候補への意欲と明確な政見を一貫して示している洪副主席は、予備選参加を回避した朱立倫主席(新北市長)、王金平副主席(立法院長)らへの失望もあって支持層の評価がうなぎ上りだ。また、民進党支持者が、対立候補が洪副主席に決まれば蔡英文民進党主席が勝てる可能性が高まると考えて、電話調査を受けた場合に洪副主席支持と回答して、数字がかさ上げされることも予想されている。
民意調査は13日まで行われ、国民党は14日午前10時に結果を発表する。洪副主席が予備選を突破した場合、来年1月の総統選は民進党の蔡主席との間で史上初の女性同士の対決となる。
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