ニュース 運輸 作成日:2015年6月12日_記事番号:T00057515
台中市で胡志強前市長時代に計画された未着工のロープウエー2路線について、予定地内の開発制限区域を管轄する行政院農業委員会(農委会)林務局は11日、地質の安全性や生態環境への影響懸念を理由に予定地をロープウエー建設用地として使用することに同意しないと文書で通告した。12日付自由時報が報じた。
問題となったのは、台中市の山間部に計画された谷関~大雪山間(雪谷線)と大坑~新社間(新大線)のロープウエー。
2路線は土地取得や環境影響評価に先立ち、胡前市長の在任中に参入業者を決める入札が実施されたが、応札がなく不調に終わっていた。さらに、昨年の統一市長選で林佳龍現市長が就任後、反対意見が根強いとして計画自体がストップされ、農委会の立場を照会していた。
国民党所属の市議からは計画復活を求める意見もあるが、林市長は「ロープウエーは建設の是非という問題ではなく、建設不能だ」と述べた。
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