ニュース 医薬 作成日:2015年6月12日_記事番号:T00057522
デジタルカメラなど光学機器受託生産大手、亜洲光学(アジア・オプティカル)は11日、家庭用動脈硬化血圧計を発表し、ヘルスケア市場に参入した。12日付工商時報が報じた。
頼董事長(左)は、血圧だけでなく、血管年齢も測定できると語った(11日=中央社)
頼以仁董事長は、巨大な中国市場をターゲットとし、深圳工場(広東省)で生産し、中国に販売会社を設立すると述べた。来年発売予定で、初年度の出荷量は約10万台と予測。5年以内に160万台、市場シェア8%を目指す。1台299米ドルとすれば、2020年に販売額は60億台湾元(約240億円)となる計算だ。
今回発表した家庭用血圧計は、2分以内に動脈硬化の度合いを計測できる他、データをワイヤレスでモバイル端末などに転送することが可能だ。志成データム(本社・東京都町田市、斎藤之良社長)と共同開発した。
頼董事長は、同社は昨年末より医療機関向けに1台150万円以上の血圧計を販売しているが、年間販売量は100〜200台程度にとどまるとみられ、中国市場をターゲットに家庭用製品に注力すると語った。
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