ニュース その他製造 作成日:2015年6月12日_記事番号:T00057523
アパレル受託生産大手、聚陽実業(マカロット・インダストリアル)が11日発表した1〜5月連結税引き前利益は11億3,700万台湾元(約45億円)で前年同期比28.56%増加した。連結売上高は89億1,500万元で10.38%増だった。高単価の顧客からの発注量が増えた。12日付工商時報が報じた。
同社は今年、日本や米国ブランドのスポーツ・カジュアル衣料の売上高構成比が拡大している。同社は、日本ブランドからの受注が力強く、今年の業績のけん引役となると指摘した。欧米のファストファッションやスポーツ用機能性衣料の需要が増え、平均販売価格(ASP)は前年より高いと説明した。
同社は、第2四半期の売上高は季節要因で前期より微減だが、受注のASPは上昇し、利益は前年同期より2割増えると予測した。受注残高は第3四半期まで見通しが立っている。第3四半期は単価の高い秋冬物の出荷シーズンで、売上高・利益ともに通年のピークとなると予想した。
同社は、今年はインドネシア、ベトナム、カンボジアなどで生産ラインを増やすため、設備投資は2,000万〜2,500万米ドルと予測した。
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