ニュース 電子 作成日:2015年6月12日_記事番号:T00057528
中華電信の石木標総経理はこのほど、「台湾のモバイル通信量は急速に成長しており、第4世代移動通信(4G)サービスは現在、帯域幅の不足に直面している」と指摘。同問題の解消には5G技術の発展を待つ必要があるとの見方を示した。12日付工商時報が報じた。
石総経理(右)は「4G使い放題プランを打ち切るべきか」とため息を吐いた(中央社)
台湾の4Gユーザー数は600万件を突破しており、同サービスの普及率は既に25%を超えている。石総経理は、「LINE(ライン)」などの通信アプリを通じて画像や動画をやりとりする4Gユーザーが増える中、1人当たりのデータ通信量は1カ月で8ギガバイト(GB)を超え、さらに今後数カ月で10GBを突破する見通しとなっており、2年以内に新たな周波数帯域を獲得できなければ、直ちに帯域幅不足に直面することになると指摘した。
こうした中、中華電信は早くから5G技術の研究に取り組んでおり、石総経理は「台湾の産業界がいち早く5Gの規格制定作業に関与すると同時にICから小型基地局まで産業チェーンの連携を進めれば、5G産業の国際競争力向上に有益だ」との考えを示した。
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