ニュース 電子 作成日:2015年6月12日_記事番号:T00057530
量子ドットを利用したイメージセンサー技術、「QuantumFilm(量子フィルム)」を開発した米インビザージュ・テクノロジーズが新竹科学工業園区(竹科)に設置した新工場が11日、運用を開始した。同社が量産を目的とする工場を設置するのは今回が初めて。ファウンドリー最大手の台湾積体電路製造(TSMC)と連携して十全なサプライチェーンを構成する方針で、第1段階の目標として世界イメージセンサー市場でのシェア10%を掲げた。12日付経済日報が報じた。
魏哲家TSMC共同執行長(右4)がインビザージュ工場の運用記念式典に出席した(11日=中央社)
今後、TSMCの8インチウエハー工場で0.11マイクロメートル製造プロセスを使用して一部工程を終えた後、インビザージュの工場へ移送して量子フィルムの堆積プロセスを進める予定だ。
新工場を台湾に設置した理由についてインビザージュのJess Lee最高経営責任者(CEO)は、「台湾半導体産業の発展状況を重視したため」と説明。その上で「TSMCの優れた技術と台湾で調達できるカスタマイズされた最先端の生産設備を活用することで量子フィルムイメージセンサーの量産が可能となる」と強調した。
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