ニュース 電子 作成日:2015年6月12日_記事番号:T00057531
半導体メモリー大手の華邦電子(ウィンボンド・エレクトロニクス)は、モノのインターネット(IoT)や車両間通信ネットワーク市場向けに、NOR型フラッシュメモリーの受注が続いている。12日付工商時報が報じた。
同社は今年上半期、46ナノメートル製造プロセスを使用した1GB(ギガバイト)、2GBのNOR型フラッシュメモリーの量産、出荷を開始した他、低容量のNOR型フラッシュメモリーがアップルのノートパソコン「MacBook Pro」とサムスン電子のスマートフォン「ギャラクシーS6」、「S6エッジ」に採用された。
同社は昨年、NOR型フラッシュメモリーで46ナノプロセスの技術開発が完了し、今年は32ナノへの微細化に挑む。一方、DRAMも38ナノに微細化し、ソリューションを充実させる。
これまでNOR型フラッシュメモリー市場は縮小が続いていたが、同社はシリアルNOR型フラッシュメモリーの市場シェアを拡大し、昨年の出荷量は19億6,000万個に達した。今年はIoTや車両間通信ネットワークに使用され、市場は拡大に転じている。
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