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5月新車販売6%減、納税月間が影響【表】


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2015年6月2日_記事番号:T00057538

5月新車販売6%減、納税月間が影響【表】

 交通部数拠所の統計によると、5月の新車登録台数は3万4,478台で、前月比0.5%減、前年同月比6.1%減となった。納税月間に当たったこと、および比較対象の前年5月はトヨタのカローラアルティス、ヴィオスのモデルチェンジ版の発売後で販売台数が増加しており、今年はその反動で減少幅が拡大した。前月比と前年同月比が共にマイナスとなったのは、最近の買い替えブーム以降では久々だ。2日付工商時報が報じた。

 5月はトヨタ車販売の和泰汽車が前年同月比15.1%減の5万4,730台で、特に減少幅が大きかった。フォードの台湾子会社、福特六和汽車(フォード六和モーター)も、同10.9%減の1,803台と2桁減に見舞われた。一方、裕隆日産汽車は3,825台を売り上げ、新型エクストレイル効果によって前年同月比では5.9%減ながら、前月比では22%増と業界最大の伸びを記録した。

 5月の販売落ち込みを受けて、和泰汽車は予算15億台湾元(約60億円)の販促キャンペーンの実施を決定。自動車の購入者に4万台湾元の日系ブランド4K50インチ液晶テレビをプレゼントする。裕隆日産汽車も5億元の販促キャンペーンを実施し、新型エクストレイルも対象に加える方針だ。