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新社会人の初任給、平均2.6万元に微増


ニュース その他分野 作成日:2015年6月15日_記事番号:T00057539

新社会人の初任給、平均2.6万元に微増

 求人求職情報サイト大手、1111人力銀行が12日発表したアンケート調査によると、企業が払ってもよいと考える初任給は平均2万6,493台湾元(約10万5,000円)で、2007年の調査開始以来で最高だったものの、前年より524元(2%)増にとどまった。15日付経済日報が報じた。

 調査によると、学歴別の平均初任給は、専科学校(単科大学・高専に相当)卒は2万5,868元、大卒は2万6,869元、修士は2万8,596元だった。修士は大卒より1,727元高いだけで、学歴差は大きくなかった。

 一方、調査では、企業の76%が若年層を雇用する意欲があると回答した。前年比17ポイント上昇し、調査開始以来で最高だった。雇用意欲が高いのは、IT(情報技術)業界と医療業界だった。1111人力銀行は、IT業界は専門性が高く、他業界から転職が難しいため、新卒採用を重視していると分析した。医療業界では長年人材不足で、免許・資格を持つ新社会人は引く手あまただと指摘した。

 調査は6月2〜9日に企業会員に対して電話とインターネットで行われ、有効回答件数は431件だった。