ニュース 石油・化学 作成日:2015年6月16日_記事番号:T00057574
台塑集団(台湾プラスチックグループ)傘下の台塑石化(フォルモサ・ペトロケミカル)の陳宝郎董事長は、今年通年で税引き前利益400億台湾元(約1,600億円)を目指す考えを示した。16日付経済日報が伝えた。
陳董事長は「第2四半期は石油製品の輸出価格と原料の価格差が大きかったが、下半期は値下がりが見込まれる。ただ、値下がり幅は小さいとみられ、通年で税引き前利益400億元という目標を達成したい」と述べた。
2014年は原油価格下落による在庫損失を計上し、税引き前利益が前年比7割減の90億9,900万元に落ち込んでいた。
今月は米国のレジャーシーズン到来でガソリン需要が伸び、輸出価格と原料の価格差はガソリンで1バレル当たり20米ドル、軽油で同12.7米ドルに達した。陳董事長は「非常に良い数字だ」と評した。
台塑石化は同日の株主総会で役員改選を行い、陳宝郎董事長、曹明総経理の続投が決まった。
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