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中台IoT産業チェーン構築を=両岸通信架橋会議【表】


ニュース 電子 作成日:2015年6月16日_記事番号:T00057577

中台IoT産業チェーン構築を=両岸通信架橋会議【表】

 中台通信業界の産業連携を目指す「両岸通信架橋会議」が15日新竹で開かれ、中国工業情報化部(工信部)の劉利華副部長(次官)は「両岸(中台)で世界に売り込めるモノのインターネット(IoT)の産業チェーンを構築するとともに、第5世代(5G)移動通信の重要技術や商品を開発していこう」と呼び掛けた。16日付工商時報が伝えた。

 台湾経済部の沈栄津常務次長(次官)は、世界のIoTによる生産額が2016年に6,200億米ドルに達すると見込まれる点を挙げ、「両岸が相互補完すれば、世界のIoTのけん引役になれる」と指摘した。

 両岸通信架橋会議は今年が7回目で、今年はIoT分野での協力が主要議題となった。 劉次官は「両岸のIoT産業での新たな協力方向としては、両岸の通信会社が仮想移動体通信事業者(MVNO)、電子商取引主体のIoTなどの分野で協力することが含まれる。大陸(中国)は既にIoTの加速計画に着手した」と説明した。